言葉の呪縛

なんで自分はなんでも中途半端なのかな、、と思うこともある。始める時の熱量をその後も維持できないのは何故なのか。

大学生の頃だったかもっと小さい頃だったか定かではないけど、母が「私なんてなんでも中途半端で」というのを聞いて「?そんなことないよ。刺繍もこんなに上手だし、教える仕事もしてるし、料理もできるじゃん!」ということを言ったのを覚えている。でも、母は納得していない風だった。

それから数十年経った先日、またも母は「私はなんでも中途半端で。。世の中、完璧な人がやっていけるのよ。私のように中途半端に育てられると、ダメね…。」と言った。私が「仕事ではそれなりにやってたんでしょ?」と聞くと「でも何にも分かってなかったのよね、きっと当時は。」と言った。

その言葉が、またも頭の中をぐるぐると回っている。母と私は違うのだから同調する必要はないのだが、なんだか無意識にそっち寄りに歩んでいる気がしてならない、そんな自分を戒めたいと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です