お口ぽかん対策講座を開いて

先日親子3組のご参加で、親子で声ヨガ〜お口ぽかん対策〜をオンライン開催しました。

前半は7〜8歳の子供達と、お口や舌のトレーニング、腹式呼吸、鼻呼吸の体験をしました。

30分間途中で集中力が切れるかなと心配していましたが、みんな興味を持ってくれて、これできないー!と言ったり、大笑いしながら、最後まで一緒にできました。

後半は大人と資料を共有しながら、口呼吸のまま成長するとどうなるのかと言う話をしました。子供が画面を出入りしてわちゃわちゃしながらでしたが、なんとか終えることができました。

私自身が受け口で悩んできたこと、声楽をするに当たって困ったこと、歯科衛生士さんの個別トレーニングを1年間受けたこと、コーラス指導で効果のあったこと、声ヨガの知識、などなどを組み合わせ、姿勢、呼吸、発声の観点からレッスンをしました。

今回「無料体験会」としたのは、伝えたいことがどこまで子供に伝わるのかみてみたかったことと、歯科ではない私がすることが人に響くのかを知りたかったからです。そして皆さんに感想をいただいて、次に生かしたいと思っていました。

実際にやってみて、歯や口呼吸が気になりつつも歯科に行ったけれど、肝心の矯正が続かなかったというケースもあることを知りました。そのような、現状では歯科のトレーニングを受けてはいないけれど問題意識があるという方に向けてのレッスンができるのではないかな?と思いました。

また、子供自身の自覚も大事と感じました。どうしてこれをやるのか?トレーニングしないとどうなるのか?ということを理解していないと、家庭で継続していくことは難しいと思います。今回7〜8歳が3名だったのですが、話したことを聞いて実際に行うことができており、それくらいになると理解度も深まって自覚することができるんだなと思いました。

そして最後に「舌って上につけておくの?上につけておくのは疲れる!」という感想を言ってくれたお子さんがいて、それは大きな気付きだなと思いました。

なぜなら、私が「舌は上顎についているのが通常なんだ」と知ったのは、なんと30歳を過ぎてからだったのです!!7〜8歳と30歳では大違い。今気づけばトレーニングで変わっていくのも早いですし、何もしないで大人になるのと比較したら、本人の生きやすさにも大きな差が出るだろうと思います。

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