
あなたの悩みに近いものはありますか?
健康・加齢に関する悩み
- 声がかすれて出にくくなったのはなぜ?
年齢とともに声帯は萎縮し、使わないとどんどん声が出にくくなっていきます。また逆に使いすぎで炎症が起きている時も声がかすれます。 - 以前より声が小さくなった気がする。どうすれば改善できる?
全身の筋肉の衰え、姿勢の変化、加齢による声帯の萎縮、炎症などが考えられます。まずは姿勢良く過ごし、息の出し入れの量を増やしてみましょう。 - 声がすぐに疲れてしまうのは年齢のせい?
加齢も原因になります。対策として、体を使って声を出すことを心がける、こまめに水分をとりながら声を使う、よく寝る、また改めて発声を見直すことも大事です。 - 声を若々しく保つ方法はある?
声帯の筋肉を鍛えることです。それには、声帯の2枚がしっかり付くトレーニング(例えば息をこらえるトレーニング)をすることと、乾燥しないように水分をこまめにとる、アルコールや喫煙を控えるなどしましょう。 - 声が震えるのは加齢のせい?トレーニングで改善できる?
加齢もあります。また心理的な「声が出なかったらどうしよう、伝わらないかも」ということから震えることもあります。加齢に対しては、喉周りの筋肉をよく使うことと、喉だけに頼らず体を使うことで改善できます。心理面に関しては、声のことを考えすぎないで、話し出す前にリラックスすることが大事です。 - しゃべるときに息が続かないのはどうしたらいい?
息が勢いよく出てしまったり、保てないために、息が続かなくなります。
対策としては、息を少しずつ出すトレーニングをします。また良い響きで声が出ていると、少ない息を効率よく使うことができます。 - 声を出すときにのどが痛くなるのはなぜ?
息の吐きすぎや、喉に力を入れすぎていることで痛くなることがあります。 - 歳をとると高い声が出にくくなるって本当?
歳を重ねると、女性は声が低くなり、男性は高くなる傾向にあります。 - 声を出すと息苦しくなるのはどうしたらいい?
余計な力を入れている可能性があるので、まず腹式呼吸を身につけましょう。楽に息を吸って楽に吐き、そこに声を乗せると、楽に話すことができます。
発声・話し方に関する悩み
- 声がこもって聞こえやすいのを改善したい。
声を出す方向を内向きではなく、外向きに意識しましょう。また、軟口蓋(口の中のあくびをして上がる場所)を上げるように意識しましょう。 - 会話中に聞き返されることが増えた。はっきり話すには?
語頭をはっきり、語尾までしっかり声を出すことを意識しましょう。口を大きく開けることよりも、口の筋肉をよく使うことを意識しましょう。 - もっと落ち着いた大人の声を出したい。
ゆっくり話すことで落ち着いた印象を与えることができます。声は各人が持って生まれたものなので、高い声の方が低い声を出すことは難しくても、使い方を変えることで印象が変わります。落ち着いた声の人の声真似をすることで、発声のコツがわかることもあります。 - 滑舌が悪くなった気がする。改善方法は?
舌のエクササイズで舌の力をつけましょう。またゆっくり音読することも効果的です。 - 声が単調で話が伝わりにくいと言われる。どうすればいい?
話の「間」やテンポ、伝えたいキーワードを意識してみましょう。自分の話を録音して聴いてみるのも良いでしょう。 - 長時間話すと声がかすれるのを防ぐには?
喉に力が入って声を「押している」状態だと声が掠れやすいです。脱力を意識しましょう。 - 朝は声が出しにくいのはなぜ?
声帯が起きていない、という表現をしますが、起床後2時間くらいは体と一緒で声帯も本調子ではありません。朝のルーティーンをこなしながら、だんだんと起きてきます。本番が朝の場合は、早めに起きて温かい飲み物を飲んだり体を動かして、声帯を起こしましょう。 - ハモるのが難しくなったのは年齢のせい?
聴力が落ちてくると、周りの音を感じ取ることが難しくなります。まずは2人でハモる、次は3人というように隣のパートとゆっくり合わせながら練習しましょう。
メンタル・心理的な悩み
- 自分の声に自信が持てない。どうしたら好きになれる?
あなたの声は唯一無二、周りと比べないことです。 その上で、録音してみて、自分の声の良いところを探しましょう。体型や顔と同じで、嫌なところを探し出すといくらでも出てきますが、好きなところを探せば、結構悪くないと思えてきます。また、声のトレーニングを受けることも、声の肯定感を増すのに役に立ちます。 - 人前で話すと緊張して声が震えてしまう。克服法は?
目の前の人に自分の思いやテーマを届けること。そこにだけ集中しましょう。声は呼吸から始まるので、あなたの中に「恐怖、不安」ばかりだと、そういう呼吸になり、声がつられます。でも「情熱、前向きな思い」がから始まると、声もその方向につられますので、震えも減ります。いくらボイストレーニングをしても、そこが無ければ本番でできません。それに、多少震えても、聞いている人は大して気にしていません。 - 人と話すのが億劫になり、声を出す機会が減っている。どうすれば?
そういう時期も大事です、心理的な負担であれば無理に話す必要はありません。でも今後のことを考えるなら、声を出しておいた方が喉や口も健康的に保てます。オンラインで声の体操に参加するとか、カラオケに行く、家で本や新聞を音読するなど、積極的に声を出す環境作りをしましょう。 - 自分の声を録音すると違和感がある。なぜ?
自分の聞いている声は「骨伝導」で聞こえている音なので、周りの人が聞いている声と違います。それで録音して初めて、その声を聞くと違和感があるのです。 - 声を鍛えるのは何歳からでもできる?
できます。80代の方も使えば使うほど声は出てきます。
生活での悩み
- 歌や発声のトレーニングは何から始めたらいい?
何を目的にするかによりますが、歌の場合は好きな歌を歌う、何度も歌って録音して改善、分からない部分があれば信頼できる人に聴いてもらう。話し声の場合は、声のコンプレックスがあるならそれに寄り添ってくれる人に聴いてもらう。youtubeで滑舌の練習をする、もっと知りたければ個人レッスンを頼むと良いでしょう。 - 毎日できる簡単な発声練習が知りたい。
あいうえお表を声に出す、早口言葉をゆっくり言う、本を音読するなど日常で声を出しましょう。
目的によってトレーニングは色々あり、youtubeを検索するとたくさん出てきます。私もUdemyのコースで詳しく解説しています。 - 声を維持するために普段から気をつけることは?
単に大き声ではなく「良い響き」を意識して使う、使いすぎたら休める、アルコールやタバコは控える、よく寝る、辛いものは程々に。 - しゃべるのが面倒になってきたけど、このままで大丈夫?
そのままにしておくと、心理的にも肉体的にもよろしくないので、楽しい話題、楽しい仲間、楽しいコミュニティの中で、自然に話したくなるような日常を作っていきましょう。 - 将来、声が出にくくならないために今からできることは?
よく話す、よく笑う、よく歌う、よく食べる、よく寝る、よく運動する!全てが声に関わってきますよ。