あなたの技術で収入の柱をいくつか持とう

時代の流れとともに

昭和時代は「せっかく〇〇を学んだのだから、それでプロになるのが本筋だ」というような、何かやるならそれだけ頑張れ!みたいな風潮がありました。

しかし現在は経済状況も不安な中、芸術だけではなく他の職業でも、なかなかそれ1本では厳しいので複業・副業をすることも公に認められるようになりました。

その中で、休日はオンラインで受注した仕事をしたり、夜にライターをやったりと、それぞれ得意なことで別の収入源を確保している人も多いようです。

あなたは幾つの収入の柱を持っていますか?

例えば画家さんなら、絵本の仕事、自分の絵を描くことなど、派生した仕事がいくつかあるかもしれません。

ピアノレスナーさんなら、自宅で教える、オンラインで教える、指導者同士で指導方法を教える、など

ハンドメイド作家さんなら、イベント出店、オンラインショップ、受注生産など

歌の先生なら、コーラス指導、声楽レッスン、オンライン教室、ボイトレの動画講座作成など

もし現時点では収入のあるものは1つだとしても、そこから派生して幾つでも増やすことが可能です。

私も現在は、事務職、Udemy講師、コーラス指導、声のレッスン、オンライン講座構築コンサルやサポートをしています。

複数の仕事をこなすポイント

複数の仕事をするには、限られたリソース(資産、資源)である、時間、体力、知識。これらを、それぞれの仕事に振り分けて効率よく進めることがポイントになります。

やればやるほど忙しくなり、時間がなくなる、仕事の分野がバラバラ、経費がかかる、体力的に消耗する。。というのでは意味がありません。

それよりも、それぞれの仕事が何らかの関わりがあってやればやるほど相乗効果がある、自分のファンが増える、才能や知識経験が生かせる、時間的に無駄がない、1日で譲れないタイムスケジュールをしっかりこなせる、などが大事なポイントです。

仕事を増やすヒント

あなたの専門そのものから、視点をちょっと横にずらしてみると視野が広くなります。

あなたの専門は何ですか?

例えばボイストレーナーなら「声を修正する」「その人らしい声を出すサポート」「声の出る構造を伝える」「楽しませる」のように、何をする仕事なのか?言葉で分解してみます。

そうすると、声を出す分野であれば応用できることがわかります。実は「起業家」「講師」「ビジネスマン」「音声配信者」「教員」など、声の技術を求めている人は多いのです。

このように、画家であれ演奏家であれ、何かにその知識や技術が応用できないか考えてみてください。

セーフティーネットとして

日本は天災の多い国。2024年も年初から大きく揺れました。もしあなたにそのような事態が降りかかった時、リアル店舗が潰れてもオンライン店舗でやっていけるなら、1つの救いになりませんか?

実際に能登の数馬酒造では、リアル店舗は再開未定だけれども、オンラインショップではたくさん注文が入っているという現状があります。

自分のセーフティーネットを考えると言う意味でも、幾つかの収入源を確保し、それぞれを走らせておくと言うのは大事なことだと思います。

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