SNS発信はめんどくさいから適当に済ます!?

アーティストの発信の本質

作品作りで精一杯。わざわざ発信なんかめんどくさい、って思っている方も多いかもしれませんね。

が、これはかなり重要なのです。

例えば、、

かつては、教員がどんなに残業しても当たり前でした。

なぜなら

  • どれだけの時間残業しているのか?
  • どれだけ休みがないのか?
  • どれだけ家に持ち帰って仕事をしているのか?
  • プライベートと仕事が分かれていないことがどれだけしんどいのか?

これらの実情が、世の中に伝わっていなかったからです。

それが時代が変わり、SNSなどで発信する人が増え、次第に教員の勤務内容に「確かにおかしいよね」と言う声が増え、段々改善が図られるようになりました。

つまり「発信」することで人に知ってもらえます

「アーティストだから作品が良ければいい」

そう思う方も多いかもしれません、確かにそうなんですが💦

  • 作品を知ってもらうための「発信」
  • 作家を知ってもらうための「発信」
  • 集客するための「発信」

これがないと、人が知ってくれない、見に来てくれないということになります。

ビジネス系だと、発信は「見込み客を集めるために発信」します

これを言い換えると

アーティストは「ファンになってもらうための発信をする」ですね。

最悪なのは

ファンがいなくて、展示会やりますって言っても誰もこなくて、、誰も購入してくれないこと。

なので、まずは「ファンになってもらうための発信」が大事です。

発信の大事なポイント

発信目的=ファンになっていただくこと

そのために、見知らぬ人に対して情報を送っていきます。

発信の際は、ターゲットを絞るのが大事です。

年代、性別、職業、勤務状態、現在の悩み、解決したいことなどを細かく出していきます。

読んだ時に「これ自分に言われている!!」と刺さるからこそ、ファンになったり、フォローしたりと言う行動に結びつくんですね。

しかし、たとえば子供向けなのにビジネスマンが多く目にする発信をしていれば、狙った層には届かないわけです。アーティストの場合も、このようなターゲットを選定することが大事になってきます。

その上で、その層が多くいる媒体(プラットフォーム)で発信をします。
たとえばfacebook、スレッズ、x、Instagram、アメブロ、noteなど、それぞれ利用者の雰囲気も好まれる要素も違います。

全てのプラットフォームを使うのは大変なので、どの層にファンを増やすかを考えて、投稿するプラットフォームを選びたいですね。

発信の内容を考えよう

ファンを増やす発信というと
画家なら【絵に関する知識や展示会の情報】など
声楽家なら【演奏会情報や教えている教室のこと】など
仕事に関することをメインに、と考えるかもしれませんが、それ以外に大事な要素があります。

上手な発信とは

最近、海外在住の画家さんで、SNS投稿で上手いなと思ったものがあったのでご紹介します。

  • とある日
    妻は別行動でお休み、ご本人は4人の子供の面倒を見ている様子をアップ。パートナーを大事にする方法をカジュアルに投稿。子供の、絵や五感の豊かさも投稿。
  • またある日
    絵の添削希望者を募集して、1人1人全てに正直なコメント返し。
  • 普段から
    絵に関する知識も豊富に投稿。

さて、この方の投稿から見えてくるものとは??

それは、、、

「この画家さん、絵はめちゃ個性的だけど、家族を大事にしてあったかい人なんだな。ギャップ萌え!」

「この画家さん、しっかりとした知識と技術に裏打ちされているんだな!」

「この画家さん、1人1人に添削してくれるなんて、熱量あって愛情溢れる人なんだな!」
↓
次の投稿も楽しみだな、フォローしよ!

きっとこのような感情が湧いたのだと想像がつきますよね。
結果フォロワーが激増しています!

この方だけではなく、様々なジャンルの投稿を覗いてみても、作品の細かい話だけではなく、人間性が滲み出る投稿に人は惹かれるようですね。

投稿全体を通して「あなた」を知り、より近く感じ、ファンになってくれると言う流れがあります。

アーティストの中には「本当は人と関わるのが苦手!!」という方も多いかもしれませんが、積極的にコメントには返事をしたり、いいねマークをつけたりして、ビジネスと割り切って反応してみましょう。

ちなみに、ルノワールやモネの時代にSNSがあったら、どういう活用をしたのか気になります。もしくは全く使わないか、、あなたはどう思いますか??

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