アーティストのオンラインマネタイズとは?

私も音楽家の端くれで、20年以上声のレッスンをしてきました。

ずっと、レッスンや人への指導というのは、対面してこそ効果を発揮すると思っていました。

しかし人生、様々な波がやってきて、いつもレッスンの依頼があるわけではないし、子育てや介護などままならない事情がある時期もあります。そんな時期を過ごすと、対面だけでは厳しいなと思うようになりました。

アーティストとは

「artist」とは、芸術家や美術家を指す言葉である。絵画、彫刻、音楽、演劇など、さまざまな芸術分野で活動する人物を指すことが多い。また、クリエイティブな才能を持ち、独自の表現方法で作品を創造する人物も「artist」と呼ばれることがある。

実用日本語表現辞典より

様々な文脈で語られるこの言葉ですが、私は「創作する人」と言う意味で使っています。パフォーマーでも指導者でも、何かを創作する人はアーティストだと思っています。

アーティストにとっての「仕事」

画家、陶芸家、彫刻家、作曲家、演奏家、ハンドメイド作家などなど、創作のアートそのものを仕事にしている方も多いでしょう。

しかしながら「本業1本だけではうまくいかないから他の仕事もしている」と言う方もまた多いでしょう。例えば、介護職をしながら絵を描いている、販売をやりながらハンドメイドをやっている、事務をしながら教えている、など。

その中には「自分の創作を仕事にすることができたら嬉しい」という方もいるのではないでしょうか?

私自身も、長年事務職をしながら音楽を続け「どうやったら音楽で食べられるのかな?」と考え続けてきました。

どういう経緯でオンライン化したか?

ずっと自分の教室を持ちたくて、やっと狭い自宅の部屋で教え始めた2019年、コロナでやむなく自宅レッスンをやめることになりました。

そして2019年、オンライン化を学ぶことにしたのです。

学んだのは、ライブをすることで視聴者を集め、ライブ内で価値を提供し、個別相談へ。そこから本命の商品のご案内をする。そんなプログラムでした。それを「プロダクトライブローンチ」と言います。

アメリカ人のジェフウォーカー氏が発案したこの仕組みで、当時は効果抜群。私自身もこの方法を行い、まずは声楽レッスンを実現しました。
zoomで生徒さんとパソコンをつないで、その場でレッスンする形でした。

そこから、数年間ストアカ、ココナラなど様々なオンラインプラットフォームでの販売実験もし、現在私は、オンライン講座構築のサポートと、Udemyでのコンテンツ販売に重きを置いています。

現状ライブが視聴されにくいこと、前に出るには向いていない自分の特性を見極めたことなどもありますが、一番は、コンテンツ商品を作品として一度作成すれば、多くの方に届けられる「かも」しれないと言う可能性が無限大なところに惹かれたからです。

また、自分が子供と寝ている間に、世界の反対側で自分の提供したもので価値を提供できるような、そんなことができたらいいな、とも思いました。

オンライン販売はクリエイティブ!

とかく「オンライン」と聞くだけで難しそう、と言う印象を持つ方もいるかもしれませんが、そうでもありません。

これまでに1000枚以上のcanvaの画像作成、Udemy講座作成などをしてきて、画像作成、文章構成、コンテンツ作成など、オンラインで必要なことは「創作」であり非常にクリエイティブなものだと感じています。

アーティストにとって「創作」は得意分野ではないですか?最初は専門用語などに慣れないかもしれませんが、慣れたら楽しいと感じる人も多いはず。

自分の培った経験や知識を、他の方の求める形に変えて、オンラインで提供する。それによって、今までよりも収入が上がったり、本業のファンが増えたりする。

オンラインでマネタイズすることは、希望なのです。

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