発声は解剖学か?感覚か?

頭の後ろを開く

昔、合唱部に「頭の後ろを開いて〜」と教えてくれる先生がいた。
もちろん、そんなところ開かないので、あくまで感覚である。

それで、そういうのを私は全然嫌じゃなかったけど
「なにそれ」と言っている生徒もいた。

私は「そうかあ、なにそれ、というくらいだから何か他の教え方もあるんだろうな」って思ったくらいだった。

解剖学的に

その後声楽学科に入ってみても、どの先生も、そこまで理論的な、体の解剖学的な教え方ではなかったように思う。

「解剖学」のような授業はあったけど、それはそれ、これはこれで
歌のレッスン時には、その説明は全く出てこなかった。

卒業後、とある疑問からアレクサンダーテクニークを学んだ。
そこで初めて、解剖学の本を数冊読み学んだ。

が、歌うところに応用するまでに至らずやめてしまった。
今思えばもったいなかった。

その後声ヨガを学び、声の出る仕組みを改めて学んだ。

が、やはり歌うということには応用できないで終わった。

つまり

いくら解剖学を学んでも、歌う時には、あの筋肉がどうで、などと考える暇はない。

物理的に正しい動きを自分が快適だと認めるには、過去の習慣を塗り替えることが必要で、えらい時間がかかる。

この辺りで躓いた気がする。

人に指摘してもらう大事さ

ただ、人の歌をきいて、もっとこうしたら?というのは言える。

自分の場合も、何かがうまくいかない時は、
体の使い方か、動きの解釈が間違っているとき。

それはなかなか自分で気づけない部分だから
人に指摘してもらって初めてわかることも多い。

そういう意味で、レッスンは貴重なのだ。

私は理論派だと思ってきたけど
こうやって書いてみると、極めて感覚派のようである。

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