教えること、教わること
少し前になってしまいますが、この間の月曜日、短大のお仕事が終わりました。
4月に初めて授業をしたときは、ピアノに触ったことがない人にどのように指導するか試行錯誤しましたが、それから8ヶ月経った今では、25人全員が両手で弾けるようになり、コードや音符の読み方も分かるようになりました。一生懸命取り組めば結果はついてくるのだということを、彼らに身をもって教えてもらいました。
今振り返ると、学んだことが多い月日でした。どのように教えるか、何が大事か。。。
何より現場で使えるように仕上げること
本人が今後困らないように基礎をしっかり教えること
その演奏について客観的な意見を伝えること
やる気を出して励ますこと
出来ないことより、出来たことにフォーカスしていくこと
本人のためを思って、時にあえて厳しくすること などなど・・・
終わってみればとても楽しく充実感でいっぱいです。学生についてだけではなく、自分についても「ああ、自分はこんなに人の為に一生懸命になれるんだ」「こんなに音楽を伝えるのが好きなんだ」ということを知りました。
私は「本番で歌う」ということにはめっぽう緊張しいだし、過去に結果を残せたことは本当に数少ないのですが、今回のお仕事は演奏するのとはまた別の面を鍛えて頂き、とても自信になりました。出産後もこのようなお仕事ができればと願っています。
サプライズで、やんちゃだったクラスから寄せ書きを、そして学校からお花を頂きました!!皆様ありがとうございました!