「みんなで歌おう」はビジネス?ボランティア?
懐かしい歌を歌う会
最近、「歌声喫茶」のように、50代以上の方が気軽に集まり、
懐かしい歌を楽しむ会をやりたいな…と考えています。
あなたは、こういう場に参加したことはありますか?
歌う場は「いくらなら行きたい」と思う?
場を作るとき、必ず考えるのが「参加費」。
・主催者は、いくらもらえば成り立つのか?
・参加者は、いくらなら参加したいと思うのか?
私はまだ、この「お金の設定」に完全な答えを出せていません。
地域の相場を意識する一方で、「あえて高く設定して、それに価値を感じた人が集まる」という考え方もあるからです。
でもひとつだけ、はっきりしていることがあります。
この活動はボランティアではない、ということ。
無償で提供するのではなく、価値を届け、その対価をいただく場にしたいのです。
町医者のように、全国の拠点へ
私が思い描いているのは、全国にこうした歌の拠点を作ること。
北海道、茨城、茅ヶ崎、横浜、神戸……
歌いたい人が、ふらっと立ち寄れる場所。
そこでは——
・声を出して体を動かし、元気になる
・参加者同士でエネルギーを交換する
・夢や希望を語り合える
・時には弱みも共有できる
・口腔や体操、呼吸で滞りが流れ、スッキリする
・たくさん笑って、帰宅後もエネルギーが続く
そんな場を作るために、私は長年、技術を磨いてきました。
だからこそ、この場は「価値の等価交換」で成り立つ有償の活動にしたいと思っています。
最初から完璧じゃなくていい
もちろん、最初は交通費も含めると赤字になるかもしれません。
でも、こういう場は「続けながら良くしていくもの」。
最初から細かく決めすぎると、きっと続きません。
だから今は、ゆるく、でも確かに、理想の形をイメージしています。
もしかしたら、この文章を読んでいるあなたの街にも、そんな拠点ができる日が来るかもしれません。


