声ヨガ

この度、日本声ヨガ協会認定ヨガインストラクターになりました。

声ヨガってなに?と言う方のために、少し説明をします。

声ヨガとは、声に特化したヨガで、息を吐く時にいろいろな音を出します。その時の自分の声によって今の状態を知り、自身で美調律していくものになります。そして、自分の良い声を見つけていくものでもあります。

私の今年の目標として誕生日に掲げた中に、へルスケア分野で声に関する発信をする、と言うものがありました。そのあとで声ヨガに出会い、これは勉強して発信していきたいと思いました。

声に関すること、と言ってもたくさんの分野がありますよね。歌の中でもオペラ、コーラス、ポップス、邦楽、ジャズ、などなど。また朗読、アナウンス、俳優、ビジネス。それからアンチエイジング、健康系などなど。

その中でも声ヨガというのは、何か1つの分野のための特別なトレーニングをするわけではないですが、それに入る以前の、深い呼吸と共に声を出すことで心身を解放して発声の土台を作るもの、また日々を上機嫌で過ごすために声で心を整えることができるものです。

私は学生時代に鬱っぽくなって、自宅に篭って過食になったり、学校に行かずに外をボーッと歩いていることがありました。当時それが何によって解決したかと言うと、歌のレッスンで舌や声を出すこと、体操、自分の限界を超えた声を無心で出したことでした。レッスン中は頭の中でぐるぐる回っていた思考を止めざるを得なかったし、とにかく指導者に従って言われたように声を出していくことでいっぱいでした。

ヨガでは呼吸をプラーナと呼びますが、私の当時の状態ではプラーナが頭に上ってしまって、体と繋がっていない状態だったのだと思います。それを、呼吸と発声によって身体と繋げることができたのではないかなと感じています。

子育てや介護の中でカーッと頭に血が上るようなことはよくあります。仕事が忙しい中では、自分の心が置いてけぼりでやるべきことばかりが頭を支配していることもあるでしょう。そんな時、ヨガと言うのは心と体をつなげてくれる1つのツールとして有効です。さらに発声を繋げることでより日常生活に活かせるアクティブな手段となります。

私自身も、ここ数ヶ月声ヨガの練習をする中で、思考の固さ、呼吸の浅さに気付き、また舌トレーニングをして普段の発声がしやすくなったと実感しています。

まだまだ始まったばかりですが、今後親子で声ヨガ、また高齢者施設とのオンラインレッスン、メンタルを安定させるためのレッスンなど、活動範囲を広げていきたいです。

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