講義終了
昨日まで3日間、某短大の授業をしていました。
暑い暑い夏休みの中、学生達は毎日通ってきて、
熱心に授業を受けてくれました。
自分で選択した授業だから出て来て当たり前とも言えますが
若くて熱心で興味津々な彼らに出会って
私は、今時こんな学生がいるんだ・・と驚きました。
何回かここにも書いてきたように、
今回は音遊びを取り上げて授業をしました。
一言で『音遊び』と言っても、その捉え方は様々で
今回は私なりの思いで、保育士として経験した方がいいと思う音遊びを
一緒に行いました。
3日間盛りだくさんな内容でしたが、
中でも私自身が感動させられたことをここで
取り上げたいと思います。
それは色を表現してみようという時間。
それぞれが自分で描いた絵を3色の布で表現したのですが
その、布での表現の仕方が皆素晴らしくて、私は感動しました。
1人1人が精一杯の表現をしていましたし
実際見てみると布の動きが本当に美しく、
身体表現のステージを見ているようでした。
というコメントを学生にも言えれば良かったんだけれど
言えなかったのが心残り。
ちなみに、これは私の家族が描いた絵です。
こういうものをもっと膨らませたものを学生と創りました。
![](http://singmylife.soprano.jp/blog/images/IMG_0600.jpg)
この時間もそうですし他の時間でも思ったのは
人が何かを「表現」している時〜
〜話している、歌っている、踊っている、描いている、、
その時、人は美しいな、ということです。
表現された結果は勿論素晴らしいのですが
その行為に、一所懸命さ、真実を見ようとしている姿が
見えるからだと思います。
そんなこんなで終了した夏の講義。
半年間必死に準備をしてきた甲斐があり、
たどたどしいセンセイながら実り多い時間になりました。
半年間ご協力頂いた皆様、学校の皆様に感謝致します。
ありがとうございました。