散歩の途中で
このところ畑に行く回数が増えています。
たいてい、月水の朝と土日のどちらか。
月水は歩いて15分、早朝に様子を見に行っています。
そんな数日前の朝、とてもお天気が良かったのでカメラを持って出掛けました。
この写真は北海道・・じゃなくて、近所です。
ちょっと逆行気味で暗めです。。
カメラを持つと、私は植物の色に目を奪われます。
この時期は柔らかな若葉から堅く成り始めた葉が
キラキラつやつやと光っています。
葉の色の名前は「緑」「黄緑」と一言で片付けてしまうけれど、
本物の色はみな違いますね。
なんていう名前かも分からない沢山の色。
わたしもあなたもうん十年前は小さくて
心奪われたものとずっと一緒にいたかった。
綺麗なものをずっと見ていたかった。
もし・・こどもたちが散歩の途中で心奪われるものがあって足を止めたら
できるだけ付き合ってあげたい。
ほんとうは多くの大人も、今だってこどものように自分がそうしたいのだと思います。
足を止めてぼーっと「きれいだなあ」と見ていたい。
そして親としては、この子がこんなに興味惹かれるなら付き合ってあげたい、とも
思っているはず。
「だけど時間がない。約束に遅れる。急がなきゃ!!」
それは本当に分かるけど・・大事なのは何でしょうか?
大人の時間とこどもの時間の流れは違うから
こども達が心奪われたその時を大事に
今だけの時間を大切にして欲しいと思います。