受け口という人生

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二ヶ月くらい前でしょうか。
いつもの歯医者さんのご縁から、巡り巡って受け口矯正の検査や相談に、歯科に行くことになりました。

今までに、最初は小学生、そのあとは高校生、そして大学卒業後と、何度か受け口矯正の話が周り(歌の先生、歯科)から起こることがありました。不思議なもので自分では違和感なく暮らしているので、人から言われて人と比べて「あ、自分は普通じゃないんだ」と落ち込む→でも頑張って生きよう!と復活する、この繰り返しでした。

改めていろいろ調べると、6〜8ミリ下顎が突出しているのは、かなり出ている方だそうです。でも問題なく暮らしているわたし。

それでも矯正をすすめられると気持ちが揺らぎ、4つの歯科で検査、相談しました。私の場合は特に顎の骨を切る外科矯正の選択があるので悩みました。

自分はどうしたいのか。どうしても譲れないのは何か。その答えを出すことが求められました。顎の骨が固まるといわれるこの年齢で改めて考えるきっかけを与えてもらって良かったと思います。

そして、産まれて初めてこんなに多くの医院で、多くの先生や歯科衛生士さんに親身になって相談にのっていただきました。話しながら泣いたことも何度もありました。鬱積していた自己否定やプライドが顔を出し、またこれまで音楽の世界では分かってもらえなかった受け口ゆえの悩みや不安、歌の発音の問題も理解してくださる方がいて、様々な感情が入り乱れました。

どんな選択をしても、もしこうしたら、という未来の話であり、そこに正解はないのだと思います。ただ、自分でそれを選んだと言える事、自分を否定しないで受け入れること、愛すること、それが大事だと思うのです。

本当の結論はまだ出ていませんが、なんとなくこっちかなという方向は見えました。お陰様で私にも知識が増えましたし、たくさんの出会いと歯科関係の皆様の暖かいサポートに感謝するばかりです。

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わたしは、私と同じような、受け口ゆえ歌の発音や生活の悩みや不安を抱えている方の、サポートをしたいと思っています。

1人では何も出来なくても、素晴らしい人の繋がりを駆使して、解決していけると思います。誰かが分かってくれる、ということの大きさを実感しているので、私がまた誰かの力になりたいと思っています。

歌で口に問題を抱える方がいらっしゃいましたらご相談ください。