話すことと歌うこと
今日は、年末に始動した群読の、第二回発表のための初練習でした。
歌う響きの場所と違い、話す響きの場所を探すことが、今回のわたしの課題。
しかもデッドな縦長のレクリエーションルームで、お耳の遠い方々にお聞かせするための話し方。
前回はどうしてもヤケになって笑、本番で地声でガンガン押してしまったのですが、押したのにお腹を使えてる感じがあった反面、喉には悪いと実感。
そこらへんのバランスを取れるようになりたい。とはいえ、緊急時や夫婦喧嘩では笑、大きな声が出る私。「伝えたい」気持ちがあるから、声が出るのでしょう。読む文を自分のものにして読むことが、心からの声となり声が出る。その連携を試してみたいと思いました。
今日、指導の黒田育美先生によく言われたのは「もっと高く!」ということ。気持ちよりも先に、音高、強弱によって相手に聞き取ってもらうことが、伝える一歩のようです。
となれば、メンタルの弱い私でも、ある程度は音高と強弱が鎧となってくれるということ。どうしても「話す」ことは裸で野ざらしにされている感があったのですが、その鎧を使ってみようと思えた練習でした。
本番は2月25日月曜日。多摩川の高齢者ホームにて。今回はヤケにならず、少し真面目に笑、話すことと向き合ってみます。