ルソー

原田マハ著
楽園のカンヴァス

先日この本を読みました。

それまではルソーについては知らず、絵を観れば観たことあるなと思うくらい。
それがこの本を読んだら一気に知りたくなり、ただいまモゾモゾしております。

もともとキュレーターである著者は、どこまでが現実でどこからが創作なのかわからないほどに巧みに書いていき、紡ぎ出される言葉からは、ルソーという人が3Dで見えてくるようでした。

そういえば、実家には画集がたくさんあります。彫刻家の父が今でも通う各地の美術展で、買い求めたものでした。

私は幼い頃から美術館に連れられていき、一つ一つゆっくり鑑賞する父をさっさと通り過ぎ、最後まで1人でさーっと見終わり「終わったよー!もう出ようよー!」と母を困らせていました(苦笑)

寝室にルノワールのミニポスターがあったり、書斎にスーラのグランドシャット島の日曜日の午後が掛けられていたりと、美術がとても身近でした。

そんな環境にいたけれど作者や美術史についてはほとんど知らない私。けれどこのルソーがきっかけになって、なんだか美術史は面白そうだと思いました。

人生どこで何と出会うか分かりませんね。

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