コンプレックスから立ち直るには。

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お料理の得意な人、不得意な人っていますよね。その区分で言うと、結婚前の私は料理が得意とは言えないけれど「出来る」って信じていました。時々母を手伝って作ったし、一人暮らしもしたことがあるし、母親が作っている姿も見て来たから、できるって。

でも実際やってみると「出来なかった」。自分では、その日1日のご飯はよくできたつもりでも「毎日」相手を喜ばせる力はなかった。自分では野菜を沢山摂れて良いと思ったメニューでも相手にとっては美味しくなかった。それぞれの家庭の味も違うし、好みも違う。その日の疲れ具合で何が食べたいかも違うし体調も違う。そんなところまで察する力は無かったし、そもそもレパートリーがほとんどなかった。そんな時期、本当に料理をするのが嫌でした。作れば喧嘩になるし、作らなければまた喧嘩になる。出来ると思っていたのに・・・。一体どうすれば・・・と何度途方に暮れたか知れません。

それでも毎日「今に見ておれ!!!」と作り続けて6年目、料理本を読んでコツが見えてくるようになりました。そして豪華なものは出来ないけれど日々のご飯はなんとか出来るようになって、相手の体調や疲れ具合に合わせたものを考えるようになり、また季節や日々の暮らしがマンネリにならないように変わったものを取り入れようとか、、いろいろなことを考えるようになりました。これも「今に見ておれ(カネコ父の口癖です・・)精神」の賜物と自負しております。

時代は遡って、私の中学〜大学のコンプレックス時代。毛深くなって太ってもてなくて受け口で。どうしようもなく自分が嫌いでもう消えていなくなりたかったあの頃。それぞれの悩みをどう解決したらいいのか分からず、軽石で脚をこすって出血してみたり><;、除毛クリームで皮膚を痛めてみたり、高いダイエット食品を買ってみたり、エステに大金つぎ込んでみたり、パソコンの当時の出会い系?掲示板でメール友達を作ってみたり、顎を引っ込めようと手で押してみたり、笑うと顎が目立つから笑わないようにしてみたり・・。ほんとうにいろいろなことをしてみました。

そのお陰でなんとなくうっすらと良くなったように思っても、根本的には解決しなかったのです。きっと、心が癒されなかったからかなと今は思います。誰かに「そんなあなたでもいいよ」って言って欲しかった。自分1人では「毛が薄くて痩せていて受け口じゃない人じゃないともてない」という思い込みから自分を解放できなかった。誰かの力が必要だったのですね。

私も誰かと付き合ってみたいと思い、その後少しずつその機会に恵まれるようになる毎に、自分の存在を認めてくれる人がいるということが嬉しくて、一枚ずつコンプレックスの皮が剥がれていきました。そしてこれは試行錯誤しながらその後何年もかかったのだけれど、それぞれの問題について具体的な解決方法を見いだしていきました。毛深いのは機械を買う。太っているのはヨガに行く。もてないのは相手を探す。受け口なのは歯医者に相談する、など。

当時は悩み続けて本当に苦しかったけど、今思えば悩み続けていろいろなことを経験したおかげで今があると思います。ただ決して、同じような状況の人に「そのうち経験してよかったって思うようになりますよ」なんて綺麗なことは言いたくないし言わないけれど。

話を元に戻すと、私にとっては結婚してからの料理もコンプレックスの1つでした。でも泣きながら(ほんとに泣いたのよー><)とにかくやり続けたからこそ、なんとかなってきた。コンプレックスから立ち直るのは思い悩み続ける「継続」と「具体的な行動」がキモだなーと、経験から思うのです。