歌のレッスンについて
暑い・・・暑いですね。。
最近15時が一番暑いように感じます。
今日は、無謀にもその15時にスーパーに寄って肉を買い
20分間歩いて帰ってきました。
途中で何度も肉がまだ冷えているか確認しました;;
下手したら帰宅までに痛むかも・・というような残暑厳しい本日です。
ちなみに我が家の大事なお肉は無事でした♪
さて。
来る9月2日(日)、横浜にて歌の発表会を行います。
今回は生徒さんのうち、1名の方が勇気を出して2曲歌うことになりました。
他にフルートの方も演奏に来て華を添えてくださることになりました。
本番がどんなに小さなお部屋でも、人前で歌うのはそれなりの気構えが必要なもの。
そしてそれを無事終えたら、1つ成長した自分と出会えるのが本番の良さですね。
ところで声楽というと「レッスン料が高いのでは」「難しいのでは」
「華やかで自分とはかけ離れた感じ」「厳しいのでは」...
などなどのイメージがあるかと思います。
もちろん「本場イタリアへ留学したい!」「音大へ行きたい!」となれば
その懸念は全て命中し、それを超えて行かねばなりません。
そうではないけれど「歌ってみたい」「習ってみたい」という方について。
私はそういう方こそ、生徒さんとして大歓迎しています。
歌う事は心と身体を解放することですよ!!だから是非一緒に歌いましょう!という
気持ちでおります。
実は私は声楽学科に入っておきながら、それまで好きだった民族音楽の世界との
あまりのギャップに、声楽に対して心を閉ざした時期がありました。
それまでの自分が否定されているような感じ、自分がここにいてはいけないという感じを
大学時代は持っていました。
しかし、その心を開いてくれたのもまた、声楽でした。
物理的に「声を出す」」ということが心を開いてくれたのです。
閉じていた心が、声を出すことで外向きになっていきました。
「私なんかだめだ・・」「私なんか居場所が無いんだ・・」と思っていた自分を
声を出す行為が「私だって歌える」「私だって良いところがある」
「私だってここにいていいんだ」と自己肯定できる自分に変えてくれたのです。
それは不思議なことでしたが、ずっと後になって
「声楽療法」というレッスンをなさっている声楽家の記事をたまたま読んだことがあり
そこにも「声を出す事が内にこもる人が外に出て行くきっかけになる」
というようなことが書いてありました。
声にはそのような力がやはりあるのだなと、その時あらためて思ったのでした。
ですから、私が声楽のレッスンをするときは
単に曲が立派に歌えることを目指すのではなく
その方に寄り添って、日常のストレスや嬉しかったことなどを共有しながら
より開放できるように、ということを意識しています。
それが結果としてよい声になり、そして自信になっていくと思うからです。
そして願わくば生徒さんがレッスンの後に
ご家庭のお子様やご家族や職場の同僚など、ご自分の周りの方に
ちょっとゆとりを持って接する事ができるといいなと思っています。
レッスンについてご興味のある方はこちらまでご連絡ください。
詳しいことをお話させて頂きます。