表現ワークショップのことはじめ

4月14日に開催する、みちるとひらくワークショップvol.1 じぶんをひらく表現ワークショップ。

ここではワークショップの結果「じぶんの感覚を信じられるようになる」とうたっています。

主にマリーシェーファーのサウンドスケープを元に行うのですが、そのサウンドスケープのワークの中で「あれ?わたしの感覚もなかなかいいね!」と思える瞬間をお持ち帰りいただけたらと思っています。

そもそもどうしてこれをやろうとしたかというと。

何も上から目線で「教える」気まんまんなわけでは全っ然なく。。。

それはわたし自身が、自信がなくて自分なんか価値がなくてダメだ…とずーーっと思っていたからなんです。

1993年(きゃー!今から20年も前、、)大学で声楽を専攻したけれど、華やかにパワフルに歌の世界に入って行く人を尻目に、師匠とうまくいかず、希望が持てなかった学生時代。

卒業後は、留学、進学と進んで行く同級生を横目で見ながら一般企業で働いて、、、疲れてしまいました。それで北海道へ飛びまして、花卉農家さんで農業実習を、一年間。

その後、歌から離れていたからじゃないかと私は思っていますが、どん底のまあひどい目に合いまして、あー、やっぱり歌から離れたくない離れたらダメになる!と、歌に戻りました。

あー、、自伝を書くつもりじゃなかったのだけど笑…ついつい。

そのあと、新しい師匠の下でレッスンを積み、その時も素晴らしく楽しい経験の裏で、他のレッスン生と比べて私なんかダメだって、強く思っていました。そのままイタリアで短期レッスンを受けたときもそれは変わらず。
オペラに出た時も、少し自信にはなったけど、ほとんど変わらずに劣等感ありまくり。

じゃあいつ、変わったの?といえば、、その後の数々の出会いと、ここ二年間で触れたマリーシェーファーのサウンドスケープによるところが非常に大きいと思います。

サウンドスケープのワークを使って短大で学生と行った授業では、学生1人1人それぞれ違う感覚で音をとらえ、描き出す絵も、動いて示す形も、同じ音からの印象なのに全然違う。

マリーシェーファーのサウンドスケープワークには、正解も否定もありません。感じるままでいい。だって人は皆違うから。

とかく声楽なんてやっていると、勝ち負け、良い悪い、出来る出来ないがハッキリしていて、結構辛い思いもするわけです。潜在的には出来るかもしれないのに、自ら人と比べて劣等感を持った結果、本当に出来なくなってしまうこともあります。スポーツ選手や企業で働く場合にも当てはまるでしょうし、家庭にいたって、人より料理が下手なことに劣等感をもってダメだダメだって思っちゃうことも…あ、それは私です>_<

だけど、生まれてから死ぬまで人間は自由な存在だと思うから、ほんとはなんでもありなんですよね。もっとのびのびと自分を表現していいはずです。

何も自分で自分を貶めることはなかったなと、今になって思います。ワークショップを通じて、あ、あの人の感覚面白いけど、わたしも結構いいじゃん。。って微かにでも思ってもらえたらと願っています。